主な活動実績

Results of Activities

NPOから国連NGOへ
最初の10年

当協会の設立者であり現理事長の坂田真啓(さかた まさひろ)は、日本国内でのハンディキャッパーやいじめ問題の社会的弱者に対する救済活動の経験を活かし、2003年にNPO法人日亜文化交流協会を栃木県で設立しました。

同年、カンボジアで予防接種プロジェクトを成功させ、2004年には私設の日本語学校を開設しました。貧しい子供たちに少しでも教育をとの思いから、当初は授業料も教材も無料で提供していました。

開設当初は5名しかいなかった生徒も次第に増え、3年後には3つの学校を有するカンボジアでもっとも大きな日本語専門の学校へと成長しました。
このときカンボジアで設立したNPO法人の名誉代表には、ピテパボア ジボンカ皇女が就任しました。

日亜文化交流協会は、NGOとしてその特性を生かした方法で海外の日本人のサポートも行ってきました。2008年にはタイのバンクワン刑務所に服役中の日本人について、人権の観念から刑の軽減を主張しました。

2011年からは、貧しい家庭の女性の自立を目指したマイクロクレジット事業、Japan Non-Government Fundを立ち上げました。このころから当協会では女性の地位の向上により一層力を入れてきました。

沿革と活動実績

1969年
米国NPO法人日米文化交流協会 
Japan American Cultural Exchanges 発足(初代JACE)
1969年、第二次世界大戦後の日米友好関係促進を目的に、テキサス州ダラスにて設立。
2001年(H13年)
日亜文化交流協会(JACE NGOs)発足
2003年(H15年)
●特定非営利活動法人日亜文化交流協会設立。
●国連NGO JACEカンボジア設立
●カンボジア、パキスタン、バングラデシュにて活動を開始。
●カンボジア、カンポンチャン地方で予防接種プロジェクトの一定の成果を得る。
●日本でのHIV感染の予防と減少を目的とする日本語学校建設計画の準備。
2004年(H16年)
●国連NGO JACEバングラデシュ設立
●バングラデシュ政府より活動許可を得る。
●カンボジア、プノンペン市、チュバアンパウ地区にJACE NGO’s Academy開校。
●アジア諸国(タイ、カンボジア、バングラデシュ)における貧困層の子供達の支援事業を開始。
●ピテパボアジボンカ皇女、JACEカンボジア名誉代表に就任。
●5月、約2年間の当地域の観察及び調査の末、私設の日本語クラスを開設。
2005年(H17年)
●アジア諸国(タイ、カンボジア、バングラデシュ)における貧困層の子供達の支援事業。
●エイズ感染者の増加を防ぐことや人権が守られるためのコミュニティーの造成。
2006年(H18年)
カンボジアで日本語教育の最も古く長い歴史の有るプノンペン日本語センターを傘下に加え、3つの学校を有するカンボジアで最も大規模な日本語選科の学校となる。
2008年(H20年)
タイ、バンクワン刑務所にて服役中の日本人の人権擁護の観点から刑の軽減を働きかけた。
2011年(H23年)
カンボジアにてHIV感染者をサポートする9つの仏教関係やNGO関係の団体から成る連盟を設立。
2012年(H24年)
女性HIV感染者への自立支援の開始
2013年(H25年)
●経済社会理事会(ECOSOC)正式加盟(特別諮問資格)
●カンボジアにて、アジア42ヵ国と連携し、平和と安全、経済の安定を図ることを目的とした国際亜細亜連合(United Asian Nations)の構想を立ち上げる。
●日中平和友好条約締結35周年記念交流会に出席
2014年(H26年)
●CoNGO(NGOの主要団体の組合)の主要団体の組合への加盟
●UN WOMEN (女性の地位向上委員会)登録、同会議に出席
●香港NGO立ち上げ
●カンボジアの小学校に、太陽光発電システムを導入する為の基金設立。
●カンボジア独立記念式に出席
●国連本部にてカンボジアでの活動報告
●ガザシェルター ソーラーランタンを計画
●パレスチナ政府のガザ地区支援の説明会参加(JACEと国際連・合パレスチナ難民救済事業機関が参加)
●パレスチナ大使にソーラーランタンを寄贈。
2015年(H27年)
●ソーラーランタンでガザ地区を支援
●カンボジア赤十字社とサイクロンによる被災者の食料衣料品の支援。
●ネパールへの災害支援
ネパールの巨大震災ののち、機能停止に陥っていた日本大使館に代わり、日本政府との折衝を代行、支援金700億円を取り付けネパールへの復興援助の手引きに貢献。
●カンボジアにて、ゴミを燃料とした発電所の設置計画を発案。
売電収入による総合福祉センター、病院、HIV研究所、HIV犠牲者や孤児のためのマルチ保護施設、貧困者向けの大学などの地域開発を企画。
2016年(H28年)
●ガーナ共和国政府より活動許可を得る。
●ガーナにHIV感染者の為のフリースクールの開校を企画
●カンボジアHIV研究センターを設立の為、寄付金を募集。
2017年(H29年)
●宇都宮市に現在の本部事務所を開設
●カンボジアHIV 研究所建設計画(HIVの研究所を設立して早期にHIVの新薬の開発と従来型延命薬の安価提供を目指す)
2018年(H30年)
●ニューヨーク事務所の開設
●中国の北京・福建省に事務所開設
JNMS 日本自然療法医学会と連携して、世界女性キャリア賞を立案
●宇都宮に日本語学校「JACE NGOs Academy」を設立。
●インドネシア商工会(高等学校関係者)の来日、学校視察を支援
2019年(H31年/R1年)
●米国公益法JACE NGOs設立
(アメリカ合衆国の内国歳入法(USC 26)第501条C項の規定により課税を免除される非営利団体米国公益法人となる。) 
●NYの国連本部訪問、UN WOMENなどの国際会議に出席。
●カンボジア孤児院をJACEの傘下にする(JACE NGOs ACADEMY)
2019年(H31年/R1年)
●令和一文字菊を各国大使館へ進呈(日本)
 祝改元 十六八重表菊進呈プロジェクト
〇在日本カンボジア王国大使館
〇在本邦インドネシア大使館
〇在日バングラデッシュ大使館
〇駐日ラオス大使館
〇駐日本国大韓民国大使館
〇駐日ネパール連邦民主共和国大使館
〇在日クエート国大使
〇在ガーナ大使館
〇駐日パレスチナ常駐総代表部
2020年(R2年)
●NY国連訪問
●宇都宮市内の小学校にマスクを寄贈
●大阪府内の病院にマスクを寄贈
2020年(R2年)
●made in Japan Covid-19 対策としてダチョウ卵黄抽出抗体(igY)鼻腔スプレーの各国への展開を支援:(インドネシア、カンボジア、バングラデシュ、アメリカ、マレーシア、ミャンマー、ガーナ、タイ、韓国、台湾)
●とちぎ国際交流センター「とちぎ多文化共生フォーラム」に参加
2021年(R3年)
●JACE東京支部設立
●UNWOMENに関連した女性のジェンダーイコーリティに関する意識調査
●難民の救済を目的とした避難所建設の為の寄付募集を開始。
●カンボジア孤児院の活動報告
 エコノミスト誌掲載記事([エコノミスト掲載記事.pdf]へリンク)
 読売新聞掲載記事
●一般社団法人 日本環境保健機構が主催するローカルSDG’sアクションフォーラム開催(環境相・神奈川県後援)
2022年(R4年)
●JACE埼玉支部設立
●ウクライナ人難民支援のための基金設立